人間は、絶対に変われない

いつも有り難うございます。嶋立歩美です。

昨日は、北のあの人と、アメリカのあの人が、がっちり握手をしましたね。

アメリカのあの人の、ドヤ顔。
北のあの人の、笑顔。


歴史は変わったのでしょうか。



斧をふるうことでしか、自分を表現出来なかった青年、

何でも受け入れてくれる五歳の子供を虐げることで、愛を求めていた男性。


色んな人が、人を殺めて糾弾されるなか、


北のあの人は、どれだけの人間を殺めてきたのでしょう。






人は、本当に変われるのでしょうか。





いいえ。

人は、変われません。





人間は、思考で思考を、

心で心を変えることは


絶対に出来ないようになっています。



脳は、変化を嫌うんです。
そういう構造になっています。
そうでなければ、精神は崩壊してしまいます。


だから、


「あなたは、悪いことをしたんだから反省しなさい」

と、どれだけ強くその人を罰したとしても、
それで人は変わるのかと言えば、変わりません。

「あなたの家はゴミ屋敷で汚いんだから、片付けなさい」


と言って、お金をかけて綺麗にしたって、次の日からまたゴミは増え続けるのです。




私たちは、

「自分は変われるのだ」



という、魔術にかかってしまっています。




そして、
「コレで、あなたは変われますよ」

という、魔法の薬を追い求めているのです。


今の商業はほとんどこれですね。



「これで、あなたはよりイケてる人間になれますよ」という魔法の薬が商品棚に並んでいるわけです。



私たちは、「何かを変えたい」という思いから、

「何者かになりたい」という渇望から、


息切れしても、戦い続けなければいけないような仕組みになっているのです。



ですがもう一度言います。




人は、変われません。





変わることは、もう諦めましょう。





……でも。
変えられるものも、実はあります。




月曜日は、恩師である横田和典先生が直接伝授してくださる身体技法「魂の感応」を学ぶ日でした。

「魂の感応」についてはコチラ↓

そこで毎回毎回驚くのは、


気がつけば、自分の意識が

より広く、
より柔らかく、
より楽しく、
より幸せに

変化しているということです。



家に帰る頃には、悩んでいたことなんて、どうでも良くなる。

元気になる。



何が変わったのだろうと、いつも不思議に思います。




昨日、ふと気づいたのは、


「私は変わらなければいけない」

という呪縛から解放されたとき、


何故か、とても皮肉なことに


人は、変わるんです。




ですが、何者かになるのではない。



より、「私そのもの」
つまり「私の本質」そのものになっていくのだということです。




人が変えられるものとは何か。



それは、「目線」です。


目の付け所なら、いくらでも変えられるんです。




たった今、自分の呼吸を意識してますか?




「あ」と気付いて呼吸を10秒ほど意識するだけで、


思考も、心も、テンションも
身体的な状況さえ変わるのです。



これを、横田先生の「魂の感応」では
驚くほどたくさん体験出来るんですね。



何も触らなくても、ふと、意識の方向を変えるだけで

脚の左右の歪みがそろってしまったり。



めちゃくちゃ力を入れて頑張っても、
ふと目が合うだけで、力が抜けて倒れてしまったり。


不思議や~
不思議や~
と言いながら転がっていくだけで


信じられない変化が起こります。



こういう、ふと変わる、小さな意識の変化が
バタフライ現象のように人生を大きく変える。



人間なんて、こんなものですよ、と横田先生は涼しい顔をされていました。





私たちは、


何者かになりたい、

私は努力で変われるのだ、


そういう呪縛から離れて



「私そのもの」を興味を持って見ていく必要があります。


インディ・ジョーンズの宝の洞窟は、
自分自身の中にあります。




呼吸をちょっと意識して、


「こうやって呼吸を続けていられるなんて、
ものすごい奇跡だったんだな」


という気付きが生まれた瞬間、


あなたの意識は大きく質的変換を迎えます。




今日からは、

「何者か」
ではなく
「私そのもの」

になりましょう。


「私」を覗いてみると……、


すんごいですよ(笑)



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ワンダーパブリッシングは、「あなたの魂の計画を加速させる一冊を」をコンセプトに、他のどこにもない、あたたかくてパワーのあるオリジナル書籍を制作・販売しております。