子供にワガママさせるかどうか

先日、主人と「子供の頃、ワガママさせてもらった?」という会話になりました。

うちの娘は今5歳。

あれほしい、あれ食べたい、これやりたい……

と、願望が尽きることはありません。


子供のワガママにどこまで付き合うべきなのか。

我慢させるということを教えるべきなのか。

子育てしながら、いつも迷います。

それで、主人に聞いてみた訳です。


皆さんは、どうでしたか?



私は末っ子ということもあり、結構ワガママも聞いてもらったという記憶はあります。


ただし、それは条件付き。

テストや通知表で良い成績をとれば、好きなモノを買ってくれるという方式でした。


だから、「良い成績を取ること」が私のアイデンティティーになってしまいました。


だから、一度大学受験を失敗した時には死にたくなるほど辛かった。


それから、本当にやりたかった学校の行事や部活は「学業の妨げになる」ということでさせてもらえませんでした。

いまだに、若い子が青春を燃やしていると「いいなぁ~」と思います。


色んな人の子供の頃の話を聞いていると、

ワガママをさせて貰えた人、ワガママを貫き通した人の方が何とな~く魅力的に感じました。が、ただ私がそう感じただけで答えは出ませんでした。

「我慢を経験することで、節度ある大人になる」という考え方もあるでしょう。


娘は、まだ社会的な分別もつかず、社会的なルールをある程度教えて上げるのも親の務めだと思います。

ですが、娘の願望はどこからやってくるか?を感じてみると、

とてもピュアで、素直なところから湧いてくるものなのだと思います。


「自分がいい人に見られたい」とか

「他人に勝ちたい」という縛られもなく、


好奇心やワクワクだけで毎日暮らしている、

本当に「あるがまま」な存在です。


この、内側からほとばしっている魂の輝きのようなエネルギーを失わせてはいけない……いや、、人間は本来決して失うことはないのでしょうが、ねじ曲がったり圧縮されてしまったりしてしまう。


結局、答えは出ないけれど、
その場その場で感じ、決定していくしかない。


悩み続けるしかない。

時に、むしろ自分の方が不自然だったのだと娘に教えてもらうことだってあるのだから。



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