ちょっと嫉妬しちゃってませんか?
いつも有り難うございます。嶋立歩美です。
日差しが春ですね~
早くコートを着なくても出掛けられるくらい暖かくなってほしいな。
さて、最近私の周りでちょこちょこと耳に入ってきたり、相談をいただいたりする
その内容に共通するのが
「嫉妬」
です。
ジェラシックパークですね。
男性が、男性に嫉妬する。
女性が、女性に嫉妬する。
同性同士での嫉妬が多いように見えます。
嫉妬の気持ちから、相手を邪魔したりトラブルを起こしたり。
私がとてもやっかいだと思うのは、
大抵は「自分が嫉妬している」と気づかないところにあります。
例えば、仕事に疲れて電車に乗っていると、
楽しくはしゃいでいる学生たちがいた。
何となく、イラッときて、
「最近の学生は乗車マナーが悪い」
ということをSNSに一生懸命上げたりするわけです。
自分自身は、正義感からとても良いことをしてると思ってる。
でも、、本当は、
その人は楽しそうな学生のことがウラヤマシイのです。
自分だって、自由に、楽しくはしゃぎたい。
でも、毎日毎日それを押し込めて我慢してる。
なのに、なのに~……!
という、これが嫉妬です。
嫉妬の気持ちが正義感にマスクされ、
自分の素直な気持ちに気づかないんです。
そして、大抵は他者を責めてしまいます。
正義感を振りかざし、
あたかも自分自身が大きな目的のためにやっているんだと。
それは何故かというと、
自分のなかに「恐れ」「不安」があるからです。
自分の邪な気持ち。
これを直視するのが怖い。
怖ければ怖いほど、
マスクするための行動は大きくなります。
けれど、周りを責めれば責めるほど、
自分の中心のエネルギーはどんどん枯れていきます。
自分の家の水道を、周りに撒き散らしてばかりで、
自分の家は潤うことがない。
でね、本人は何と叫んでると思いますか?
「喉が渇いた!
誰か水をくれ~!」
……って。
そんな状態になります。
そういう感じで嫉妬、というのは厄介ですが、
素直に自分の内面に気付くことが出来れば、
とても大切な感情になります。
「あ、私はこういうことを本当は求めていたんだな」
「それなのに、蓋をして見なかったことにしてたんだな」
理由と、原因と、
全てが明らかになる。
どんなカウンセラーでも気づかない、深い自分の心にたどり着くことが出来るんです。
とっかかりは、
「やだ~、私ったら、これ嫉妬してない?」
と気付くところからですね。
恥ずかしいことではないので、
素直に認めて、
自分の中のナチュラルな願望を聞いてあげてください。
自分の内面って、結構ワガママで可愛いですよ。
(嶋立歩美)
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