最強になりたいという、マボロシ
いつも有り難うございます。嶋立歩美です。
昨日の記事で「嫉妬」について書きましたが、
どうしても正義感を出したいと思うとき、
人は
「私は正しい」
「私は、勝ちたい」
「私は、ピラミッドのより上に行きたい」
という思いにとらわれてしまいます。
でも、いつも言うようにこの世界には「勝つ」という現象はありません。
マボロシ~!です。
金メダルも、ただの金のメダルでしかありません。
でも、
「勝った方が、得するぜ」
「幸せになれるぜ」
そんな風に、遠い遠い昔に
皆の価値観を塗り替えていってしまった
流れがありました。
(それも宇宙の大いなる意図で)
(詳しくは書籍をご覧くださいね )
人の価値にピラミッドを作り、上のものが下のものを支配する、
上のものが美味しい汁をゲットする、
そんないわゆる「上意下達」というシステムは、
歴史の中で突如生まれたものですが、
それはあくまでもフィクションでしかありません。
今も、国と国とでメダルを取り合っていますが、
国境なんてありません。
「こちら側の人間、あちら側の人間」
そんなものもありません。
隣の人が豊かになれば、
私も豊かになれる。
隣の人が幸せになれば、
私も幸せになれる。
それが、人間の原始の性質であり
釈迦が唱えたところです。
(諸法無我といいます)
自分がエライねん、
みたいな気持ちは、後から生まれてきた古い考え方です。
本来の人の在り方は、
ピラミッドの下の方にあります。
低きに就く。
自分を低く低くすればするほど、
水が流れてくるように、
宇宙からのエネルギーは
自分のところへ流れてきます。
必要なものも、与えられます。
あの人がスゴいから、私はアカンという考え方ではありません。
あの人が活躍してくれるお陰で、今の私があるのだと、
謙虚に謙虚に、ひたすら謙虚~~に、
感謝する気持ちです。
「私の考えなんて、大したことないなぁ~」
と、口笛でも吹いていた方が、
何かと良いことが起こるものですよ。
(嶋立歩美)
0コメント