【子から授かる知恵】友だちになるのに策はいらない

いつも有り難うございます。嶋立歩美です。

突然ですが、子どもと一緒に幼児番組を観たことはありますか?

うちは、娘が観るので否が応でも観せられるのですが、

昔から不思議だなーと思うことがあります。

それは、お兄さん、お姉さんたちが子供たち
のことをみんな

「お友だち」

と呼ぶことです。

「お友だちのみんな、元気かな?」

と呼び掛ける。これって、大人にはない習慣で、何だか不思議じゃないですか?

子どもの世界では、自分以外の子どもは「友だち」になるようです。


ところで、うちの娘は人とすぐに友だちになります。

うちの子に限らず、周りの子もそんな子ばっかり。

どこかで遊ばせていると、気がつけば誰か知らない子どもと遊んでる。

その親和力の高さに、親はビックリです。
(私はママ友いないくらいですし)
手を繋いで滑り台滑ってるんですよ!

「あの子、知り合いだったの?」と聞くと、
「ううん、○○ちゃん」
……って、知らない子やん!すごいな!


ふと気になって、娘に
「新しくお友だちを作るにはどうやるの?」

と聞くと、娘は何てことないよみたいな顔をしながら

「いっしょにあそぼうって言って、
なまえはなに?ってきいたら、
それでともだちになれるよ」

だそうな。

そ…、それは大人には出来ない(笑)

とんでもなく、方法論ではありませんよね。
「感じ」でやっているわけですから。


言葉やテクニックはいらない。

むしろ、テクニックを使おうとする大人を、子どもは警戒します。

でも、「なんとなく」で子どもたちは「友だち」になれるんです。


ビックリするくらい、喧嘩もしますよね(笑)

でも、ケロッとしてまた友だちと遊んでる。

ただあるのは、
「一緒にいて楽しい」
という感覚でしょうか。

合わなかったら、遊ばない。

気がのれば、遊ぶ。


これなら全く揉めないですよね。


人と仲良くする、
争わない、

そのお手本を見せてくれるのはやっぱり子どもだと思います。


私が娘に言えるのは、「おもちゃもたまには人に貸してあげたら?」くらい(笑)

それでもカワイイ程度の争いですね。


ふっと自然に、気がついたら友だちになれる
「感じ」

いいなぁ~

真似したいな。

いつも、うらやましく娘を眺めてます。



(嶋立歩美)

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