言葉にならない感覚
いつも有り難うございます。嶋立歩美です。
魂旅から戻ってきた影響と思うのですが、毎日とっても眠いです(笑)
お昼寝ばっかりしています。
あまりに情報量が多かったのか、
「情報処理しとくから、アタマの方は休んでおいて~」ということなのかも知れません。
でも、少しずつ体に馴染んできた感覚もあります。
旅の行程の中には、
ものすごい傾斜のところを登山する、というところもありました。
短時間でものすごい傾斜を駆け登るようにして登り、下ってきたのですが、
さすがに足の筋肉も張ってきて。
「これは、明日筋肉痛になりそうだな~…」
と思っていたのですが。
不思議と、結局何の影響もありませんでした。
いつもだったら筋肉痛になってもおかしくないですし、むしろ自分のキャパ以上のスピードで登り降りしたはずなんです。
とっても、不思議です。
ひらすら登って登って、頂上に辿り着くと、
とつぜん、ふわっと額を吹き付ける風!
そして、360度見渡せる美しい景色!
思わず声をあげてしまいました。
もう、何にも言葉に出来ないとはこのことです。
心地よい風を感じながら、
ひたすらぼーーーっと景色を眺めていました。
その時の、胸がスッとするような感覚や、
満たされているような安心感。
今でも、体のなかにわき上がってきます。
私たちは、どうしても常日頃、
言葉にして理解し、言葉により分析しようとしてしまいます。
「これはこうだ」と分かってしまったほうが、
安心な気がするんですよね。
でも、大事なこと、
本当に大きなエネルギーのものというのは、
言葉にならないものだと思い知らされました。
それでいて、心地よい。
愛も、安らぎも、
満たされた感覚も、
言葉にした時点で何だか薄くなってしまう。
無言の空白に生まれる「それ」こそが、
人生の指針を大きく左右します。
日常で、ぼーっとする、
空白を作るというのは、とても大切です。
いえ、一番大事です。
しかも、ただぼーっとするだけではない、
足を思い切り使って、
無心で登らないと辿り着けないようなところだったからこそ
なおさら、深い「ぼーーーっ」が出来たのだと思います。
どんな場に、身を委ねるか。
そこで、思い切り胸をオープンにしてぼーっと出来るか。
これからも、大切にしていきたい要素ですね。
(嶋立歩美)
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