孤独を愛し、一人歩め

いつも有り難うございます。嶋立歩美です。

先日、三年間通っていた少林寺拳法の武道専門学校「禅林学園」を無事卒業させていただきました。

月に一回か二回くらいのペースで大阪から香川県まで通いました。
開祖の過ごした地で、本山の先生に学び教わるためです。

日曜日には、卒業式にも参加してきました。
社会人になると「卒業」って中々ないですよね。
辞めるか、続けるかしかないので。
卒業って何となく華々しくて、
良い経験させていただきました。


でも、卒業って、何かの区切りであるようで、
そこに何の意味もない。

そうも、思いました。


学びはこれからもずっと続きます。


私たちは、常に何らかの組織に所属しながら
社会生活をいとなんでいます。

学校もそうですね。
会社もそう。
家族や、サークルでもそうです。


そして、その中で培ってきた立ち位置というものがあり、

「その立場として」考えたり、しゃべったりする訳です。



政治家なら、政治家っぽい話し方になりますよね。
考え方も、身振りも。
その組織に、無意識のうちに染まっていくものです。


すると、その組織というものが絶対的なもののように思えてきて、
その中での立場やその組織を守るための生き方、にシフトしていきます。

組織に守ってもらってるような気持ちになりたいから。
そうやって、安心したいから、
レイドバックしてしまう。

気持ちの依存が始まります。



何が自分の本音なのかも分からなくなる。



ですが、本来は「組織」というものはありません。実体のないものです。


そして、組織にがんじがらめになればなるほど、これからの時代、

自分自身の本来の力が発揮できない時代になってきます。

逆に、自分の力を発揮しようと思うなら、


自分の「孤独」を愛することです。


「孤独を愛し、一人歩きなさい」

とは、釈迦の言葉です。


一人で何でもやっていけ、ということではありません。


「ナンチャラするべき」という義務感や、

「人から良く思われたい、評価されたい」という欲求は


あっさり捨ててしまいなさいということです。

そして、自分を中心として、人生をクリエイトする。

それが、孤独ということです。


だからこそ、他人の人生もほんとうの意味で尊重することが出来ます。



完全な真っ暗闇のなかで、
ついつい、光を求める衝動。


自分の中で、行動規準はこれだけです。



一人、歩む。


あなたもぜひ、孤独を愛してください。



(嶋立歩美)

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