【子から授かる知恵】幼稚園に、行ったり行かなかったり
いつも有り難うございます。嶋立歩美です。
最近、娘と毎朝繰り広げられる、不思議な会話があります。
それは
「今日、幼稚園、行く?」
と私が聞くことから始まります。
そしてそれに、娘が「行く」と言ったり「家で遊ぶ」と言ったりするわけです。
今のところは、行くか行かないかは半々というところでしょうか。
何故か自然と、こういう形になってしまいました。
いじめも無いですし、幼稚園には友だちも沢山いて、よくお手紙ももらっています。
娘も家で幼稚園のことを良く話してくれますし、幼稚園が嫌いという訳ではなさそうです。
でも、どうも「今日は家やな」と本人が思う日があるらしく
そういう時は家で自分で遊んでいます。
ある時、娘に「何で今日は幼稚園行かないの?」と聞くと、
娘は「製作(工作)が、いややねん」と言う。
そっかー。
この「行かない理由」は毎回変わる。
特に意味は無いようです。
家でよく、工作も自分でやっています。
幼稚園に行かせるのか、行かせないのか?
色んな考え方もあるかと思いますが、
私は娘に「自分で考えて決める」ということを大切にしてもらいたいな、と思って
しばらくはこの形でやっていこうと思います。
何でもいいから、今日一日
「これをやりたい」と
自分で決めて、それをやる。
無理したり、努力したりして頑張ったことは、
案外身にならないということを私は経験しています。
逆に、頑張れば頑張るほど
「私はこれだけ頑張ってるのに!」
と、感謝の気持ちを忘れてしまいます。
大人でもそうですが、
やっぱり思ったことを思い切りやって満足するからこそ、
「幸せだな、有り難いな」
「これだけやらせてもらってすまないな」
と素直に思えるのではないかと思うんです。
ですから、逆に娘が「やる」と言ってやらなかったことに対しては、
私は鬼のように怒ります(笑)
「自分でやるって言ったやろ~!」
と、かなりの感じで激おこです。
密教の言葉で言うと「身口意の一致」ですね。
思ったことをやる。
やりきる。
それによって、その人の気(エネルギー)は守られ育まれるからです。
エネルギーが枯渇すると、人って他人を攻撃したり恨んだりして、
そちらのバトルの方でエネルギーをゲットしようとし始めます。
だから、自分自身との約束は、絶対に守らせる。
これは鉄則です。
かくして、今日も娘は幼稚園お休み。
親は行ってほしい!(笑)楽ですから。
子どもにとって、何が最適な状態なのか?
つねに軌道修正しつつ、
考えていきたいと思っています。
(嶋立歩美)
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